歯周病になりやすい人と
いうことですけれども、
虫歯もそうなんですけれども
歯周病というのは本来
とてもレアな病気です。
例えば100年前の歯医者さんで
アメリカの歯医者さんなんですけれども
「ウェストン・A. プライス」という先生がいて
この先生は奥さんと一緒に
世界中を旅して
原住民の方々の
お口の中を調べていたという
研究をした方です。
彼の研究によると
土着の食べ物を食べているような
原住民の方というのは
虫歯になる確率が1%もなかった。
1%未満という単位でしか虫歯がなかった。
そして歯周病も同じです。
しかしこういった原住民の方々に
白人の文化が入ってきて、
精米されたご飯とか
パスタのような粉物を
食べるようになったら
途端に虫歯、歯周病が
増えたというふうに報告をしています。
なのでこういった病気は食事と
結構関係があるかもしれません。
そして歯周病になりやすいか
どうかということですけれども、
遺伝的になりやすいというのはあまりなくて
歯周病に遺伝的になってしまう方というのは
とても若い段階で
重篤な状態になってしまいますので、
そういったのはすぐ発見できます。
なので一般的には歯周病に
なりやすいというのはないと
考えていいのではないかなと思います。
それよりは生活習慣とか
そういったものが影響してきます。
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