これまで歯周病と噛み合わせの非常に深い関連性をお話しさせて頂きました。
その中で「悪い噛み合わせ」と細菌の塊である「プラーク」が組み合わさると爆発的に歯周病が進行するというお話も、科学的な事実を交えてお話ししてきました。
この実験では犬の歯に汚れをつきやすくして、さらに噛み合わせを人工的に高くすることでどうなるかを検証し、結果急激に歯槽骨が減っていくことがわかりました。詳しくは以前の記事をご参考になさってください。
そこで、今回はこの噛み合わせを治療する3つの治療方法について解説を加えていきます。
どれも東京都多摩市の歯周病専門医として当院が実際に行なっている治療方法です。
噛み合わせ治療① 矯正治療
噛み合わせの治療方法で、もっとも根本的な治療が「矯正治療」です。
矯正治療と聞くと子供や若いひとが行う治療と思われがちですが、実際に矯正治療には年齢は関係ありません。
根本的な解決となるため、第一選択の噛み合わせ治療となります。
噛み合わせ治療② 咬合調整
「咬合調整」とは、歯を削って噛み合わせを調整する治療方法のことを指します。
場合にもよりますが、一般的には約0.1〜0.5㎜の範囲内で歯を削り、歯の負担を減らします。
噛み合わせ治療③ バイトプレート
「バイトプレート」とは、ボクシングの選手がつけているマウスピースのようなもので、状態に合わせて様々なタイプが存在します。
主に、「咬合調整」だけでは噛み合わせの調整ができない場合や、「はぎしり」や「食いしばり」といった習癖がある場合に使用しています。
バイトプレートに関してはこちらの記事をご参考にされると分かりやすいです。
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