以前、アメリカで『フロスか死か』というポスターが作られ、話題になったというお話をしました。
このポスターは非常にセンセーショナルだったため、アメリカのニュース番組でも取り上げられたほどです。
このニュースの中でアメリカの歯周病専門医であるデイビス先生はこのように語っています。
『15年間に及び繰り返し行われた研究から歯周病のバクテリアが心臓病や未熟児の出産と関係があることが分かりました。(略)このポスターはフロスをしないと歯ぐきの病気になり、歯ぐきの病気になると様々な病気にかかるから注意してくださいとい事でタイトルがつけられました。(略)フロスをする回数は朝晩の1日2回が理想的ですが、1日1回でも良いです。』
確かに東京都多摩市の永山駅にある私たちの歯科医院でも、1日1回のデンタルフロスをおすすめしています。
そこで、今回はデンタルフロスをより効果的に使うために、どんなものを選べば良いのかを解説していきます。
オススメのデンタルフロスの形
デンタルフロスには大きく分けて、『指に巻きつけるタイプ』と『柄が付いているタイプ』があります。
特にオススメなのが、『指に巻きつけるタイプ』で慣れると非常に扱いやすく、細かいところまで磨けるようになります。
またコストパフォーマンスが良いのも特徴です。
「柄がついているタイプ」は挿入角度が規制されて扱いにくい点がありますが、今までフロスを一度も使ったことがない方やどうやっても「指に巻きつけるタイプ」だと上手くいかない場合は、まずはこちらから始めましょう。
おすすめのフロスの糸のコーティング
デンタルフロスは糸にワックスがついている『ワックスタイプ』と、何もついていない『ノンワックスタイプ』の2種類があります。
このうちオススメなのが、『ワックスタイプ』です。
デンタルフロスは何本かの細かい糸を撚り合せて作られているので、細かい凹凸にあたるとほつれやすく引っかかってしまいます。
そのため、ワックスで滑りを良くしてあると使いやすいのです。
まずは、この2つのポイントを押さえたフロスを使うようにして下さい!
また糸ようじの使い方などわからないことがありましたら、多摩市の歯周病専門医である当院まで是非、お越しください!
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