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これまで、歯周病の初期段階に見られる「プラーク」やそれが石灰化した「縁上歯石」というものについて解説をさせて頂きました。
[blogcard url=”https://www.fukushima-dental.jp/2017/02/16/歯周病の初期段階「縁上歯石」を放置することで/”]
当院は歯周病治療の専門医ですので、もちろんこの初期症状の患者様も多くいらっしゃいます。
しかし、この状態を放置することで次の段階へと悪化してしまいます。
『縁上』というのは『歯ぐきより上の部分』という意味です。
これが進行すると『歯ぐきより下の部分』にまで歯石が広がります。
これを『縁下歯石』と呼びます。
歯石自体が細菌の塊ですが、縁下歯石は特に歯周病菌の割合が高く悪性度が非常に高い歯石です。
上の写真のように見た目も明らかに違い、黒かったり茶褐色だったりします。
実はこの縁下歯石の周囲1ミリは骨がなくなってしまうことが様々な研究からわかっており、適切に除去することで歯周病の進行を食い止めることができます。
縁下歯石の除去の方法には、以前ご紹介したような「超音波」を用いる方法や「歯周外科」といって外科手術を行なって除去する方法があります。
しかし、上の写真のように歯根のほとんどを覆い尽くしたいたり、歯根の先端まで歯石が付着してしまっている場合は残念ながら『抜歯』しか方法がありません。
これは患者様に非常に嫌がられる選択肢なのですが、きちんと感染源を除去しなければ周囲の歯に悪影響を与えてしまいますし、何より感染源を残したままにしておくことで血液中にバクテリアが侵入して斬新へと巡り、別の病気を引き起こすリスクを高めてしまいます。
そのため、当院では東京都多摩市の歯周病専門医として、きちんと事実をお伝えした上で抜歯をお薦めすることもあります。
「抜かずに誤魔化しながら何とかしましょう!」という歯医者さんの方が患者様から喜ばれるかもしれませんが、私は専門家として将来を見通したアドバイスをすることが責任感のある仕事であると信じています。
もしも歯周病をきちんと治療したいと考えていたり、今から予防に取り組んでいきたいとお考えの方は、小田急線・京王線永山駅から徒歩8分の場所にある当院まで是非、ご相談ください。
また、バスをご利用の方は京王バス「諏訪神社」バス停から徒歩30秒に当院はございます。
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