歯周病と口臭の関係
歯周病は口臭発生にかなり影響力がある病気です。
どんな臭いかと申しますと、専門的には「腐敗臭」と呼ばれ、一般的には下水道のようなにおいがします。
多くの場合、歯周病は30歳以降から発生しはじめ、高校生などまだ口腔内が成長途中にあるあ場合は歯周病にかかることは稀です。
しかし、高校生でも歯磨きを適正に行っていないと「歯肉炎」などになり、これも強いにおいの原因となることがあります。
特に、スポーツ系の部活に入っていて口で呼吸する機会が多く、スポーツドリンクをよく飲んでいる場合には注意が必要です。
その他に歯周病による口臭は『自分では気づかない』という特徴があります。
歯周病は時間をかけてなっていくこと、さらには口臭や体臭は自分で気にならないような構造になっているというのが理由です。
実際にある企業が行った意識調査でも、自分より他人の口臭が気になるという方が30%も多いという結果になりました。
また、他人の口臭が気になる方の中の90%は「許容範囲を超えて耐え難い」とも回答しています。
これは日本人の76%が他人の口臭を耐え難いと感じているという計算になります。
【他人の口臭が気になる:84.7%】×【他人の口臭を耐え難いと感じている:90%】=【他人の口臭が耐え難い:76.23%】
この数字は日本人の歯周病罹患率と比較してみても十分にあり得る話です。
しかし一方で、家族を含め他人の口臭を指摘する方は8.3%とかなり少ないため、ある程度の年齢に来たら口臭はあるものだと思って自発的に対策を行うことをおすすめします。
歯周病が原因で起きる口臭への対策方法
歯周病が原因で起きている口臭は歯周病を治療するのが一番よい解決方法です。
市販品によくある口臭抑制の歯磨き粉であったり、コンクールやリステリンといったお薬は全く効果がないとは言いませんが、根本的な解決にはなりません。
特に歯周病の原因であるプラークは歯ブラシをきちんとした時に除去できますが、歯磨き粉を使ってしまうことで磨けていないのに磨けた気分になってしまうのも問題です。
そこで、私のクリニックでは歯周病の治療の一環として歯ブラシのトレーニングなども取り入れています。
口臭が気になったらまずは当院まで歯周病やお口の病気がないかをチェックしにいらして下さい。
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