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患者様の状態に合わせたインプラント治療を
インプラント治療は外科手術を伴う治療であり、患者様の症状や口腔内の状態によって必要な処置が変わってきます。多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」では、患者様の状態に合わせて適切な治療方法をご提案しています。こちらのページでは、インプラント治療の流れをご紹介します。
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、患者様の口腔内状態や埋め込むインプラントの種類によって流れが異なってきます。こちらでは、インプラント治療の基本的な流れとおおよそのスケジュールをご説明します。
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STEPカウンセリング
おおよその時間:1時間
患者様の状態やご要望などを、丁寧にヒアリングしていきます。また、インプラント治療の進め方やスケジュールなどもご説明致します。
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STEPCT撮影
おおよその時間:10分
インプラント治療前にはCT撮影を行い、患者様の口腔内や顎の骨の状態などを正確に把握します。
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STEP治療計画の立案
おおよその時間:1時間
カウンセリングやCT撮影で得られたデータを総合的に判断し、患者様ごとの治療計画を立案します。
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STEP手術
おおよその時間:90分
インプラント治療はブリッジや入れ歯の治療と異なり、外科手術が必要になります。手術は、麻酔が効いている状態で行うため痛みを感じることはありません。
この手術では、歯の根となるインプラント体を顎の骨に埋め込みます。
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STEP術後のチェック
おおよその時間:10分
術後の状態をチェックし、問題がないか細かく確認します。
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STEP抜糸
おおよその時間:10分
インプラントを埋め込む際に使用した糸を抜糸します。
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STEP二次手術
おおよその時間:30分
この手術では、骨とインプラントが一体化していることを確認し、インプラントの頭にキャップを装着します。
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STEP抜糸
おおよその時間:10分
手術で使用した糸を抜糸します。
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STEP補綴
おおよその時間:1時間×2〜3回
完成した人工歯をインプラントに装着し、嚙み合わせなどを微調整していきます。
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STEPメインテナンス
インプラント治療が終わった後は継続的なメインテナンスが必要です。インプラントは義眼や義手とは違い、欠損部を視覚的に補うものではなく、毎日の食事をしていく中で「噛む」という動作を機能的に果たしているため、メインテンナスを定期的に行わなければなりません。
インプラント治療後はホームケアを徹底するとともに、クリニックで定期的なメインテナンスを行うようにして下さい。
※骨が足りない場合は、「GBR」という治療を併せて行います。詳細は『骨が足りない場合の治療「GBR」』をご覧ください。
※歯肉が足りない場合は、「FGG」という治療を併せて行います。詳細は『歯肉が足りない場合の治療「FGG」』をご覧ください。
インプラント手術の流れ
上ではインプラント治療の全体スケジュールなどについてお知らせしましたが、こちらではインプラント治療の手術内容を解説していきます。
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STEP歯ぐきの切開
歯ぐきに麻酔を行ったうえで歯ぐきを切開し、インプラントを埋める部分の顎の骨を露出させます。
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STEPドリリング
インプラント治療専用のドリルを使用して、顎の骨にインプラントを埋めるための穴を開けます。
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STEPインプラント埋入
穴を開けた部分の顎の骨にインプラントを埋め込み、歯ぐきを元通りに縫合して手術は終了です。
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STEP治癒期間
手術後3~6ヶ月の治癒期間をとることでインプラントが顎の骨に結合します。必要に応じて軟組織の移植を行う場合もあります。
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2次オペ
STEPヒーリングアバットメントの装着
インプラントが顎の骨に結合し安定したことが確認できたら、歯ぐきを切開してインプラントと人工歯を連結させる部品(アバットメント)を取り付けます。
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補綴
STEP人工歯の装着
アバットメントにセラミック製の人工歯を装着して、インプラント治療はすべて完了となります。
1次オペ
骨が足りない場合の治療「GBR」
インプラントを取り付ける際に患者様の顎の骨に幅や高さが足りない場合、「骨誘導再生法(GBR法)」という治療で骨量を補います。
GBRを行うタイミングは、インプラント埋入前もしくはインプラント埋入時に行います。
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STEP骨量を計る
インプラント治療が可能かどうかを判断するために、顎の骨の正確な骨量を計測します。
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STEP歯ぐきの切開後、骨造成を行う
骨量が足りない状態でインプラントを埋め込むと一部が露出してしまうため、骨が足りない部分に対して人工の骨やメンブレンと呼ばれる特殊な膜を使って歯槽骨の再生を促していきます。
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STEP骨の再生
メンブレンで覆っておくことによって少しずつ骨が再生し、4~6ヶ月で足りていなかった骨が補われます。
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STEPインプラント手術
適切な量の骨ができた後は前述の流れでインプラントの治療を行っていきます。この時さらに、歯槽骨の造成が必要な場合は、同時に追加で行うこともあります。
歯肉が足りない場合の治療「FGG」
加齢や歯ぎしり、歯周病などが原因となり、歯ぐきが退縮してしまうことがあります。そのままではインプラント治療を行ううえで大きなリスクになりかねません。そのため、インプラント治療の際に歯ぐきを補う「FGG(遊離歯肉移植)」という治療を行います。
FGGを行うタイミングは、インプラントの埋入前、二次手術時、補綴前のいずれかになります。
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STEP歯ぐきの切開
歯ぐきに局部麻酔を行ったうえで切開し、歯ぐきの状態やサイズなどを正確に計測します。
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STEP上皮組織を採取
上顎の口蓋(こうがい)から、歯ぐきに移植するための上皮を採取します。
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STEP上皮組織の移植
口蓋から採取したばかりの上皮組織を、歯ぐきが露出している部分に移植します。
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STEP縫合
口蓋部分の治癒が早まるように、コラーゲンなどで患部をカバーしたうえで歯ぐきを縫合します。
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STEP抜糸
FGGの手術から1~2週間ほど経過してから抜歯します。その後、2~3ヶ月で治癒します。
インプラント治療について
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