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歯周病専門医による確かなインプラント治療
8020推進財団が2018年に行った調査によると、歯を失う原因の40%以上が歯周病であり、最も多い口腔内の病気という結果でした。
そして、歯を失った方が受ける治療がインプラント治療です。このページでは、多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」が行うインプラント治療についてご案内致します。
歯周病専門医によるインプラント
歯周病をしっかり治療しないままインプラントを入れてしまうと、インプラントの歯周病とも言われる「インプラント周囲炎」にかかり、埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
でも、歯周病専門医がインプラント治療を行えば、口腔内の歯周病をしっかりとコントロールしながら長持ちするインプラント治療が実現できます。インプラント治療が成功するか失敗するかは、歯周病治療と密接に関係しているとも言えます。
機能性や審美性が得られる
インプラントの最大のメリットは、人工歯根を骨に埋め込むことでしっかりと固定し、自分自身の歯と同じように噛めることです。また、入れ歯のように外れてしまう恐れが少なく、違和感なく話せるようになります。他にもセラミックやジルコニアなどを使うことで、天然歯と変わらない見た目の美しさや機能性を得ることができます。
他の歯を守ることができる
インプラントのもう一つのメリットとして、ブリッジのように他の健康な歯に負担をかけずに済むことも挙げられます。顎の骨にしっかり固定することで新たな噛み合わせの支えを得るため、他の歯に負担をかけずに済み、残っている歯の寿命を延ばすことにもつながります。
従来の治療法で起きていた「負の連鎖」を断ち切ることができるのも、インプラント治療の大きなメリットです。
食事を楽しむことができる
入れ歯は完全に固定することができないため、食べにくい物もあります。でも、インプラントの場合は食事の制限はなく、硬い物でもしっかりと噛めておいしく食事を摂ることができます。本物の歯と同じように噛めるという点では、入れ歯よりもインプラントの方が優れています。
インプラント・ブリッジ・入れ歯、それぞれ特徴がある
失ってしまった歯の機能を取り戻すためには、インプラントやブリッジ、入れ歯などさまざまな方法があります。それぞれ一長一短はあるものの、インプラント治療は周囲の歯への負担が少なく、天然歯と同じように磨いたり食べたりすることができる点で、優れた治療方法だと言えます。
ブリッジは両隣の歯を削る必要があるため、健康な歯に負担をかけてしまいます。これは入れ歯においても同様のことが言え、バネをかけた歯に負担がかかります。また、嚙む力や嚙み心地もブリッジ・入れ歯共にインプラントには及ばず、違和感を感じることがあります。当院では口腔内の状態や患者様のご要望を踏まえつつ、最適な治療をご提案します。
インプラントを守り、維持するために
インプラントは、本物の歯と同じもしくはそれ以上にホームケアや定期的なメインテナンスが欠かせません。また、インプラント周囲炎は治療方法がまだ確立されていないので、重症化を防ぐためにも早期発見・早期治療が大切です。
歯を失う原因の多くは歯周病と虫歯が占めており、どちらも細菌感染症によって引き起こされる病気です。発症前と同様の生活習慣を繰り返さず、健康的な生活習慣やホームケアのスキルを身につけることがインプラントの長持ちにつながります。
インプラントを失うかもしれない「インプラント周囲炎」
インプラント治療後に注意が必要なのが、インプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」です。インプラント周囲炎は、喫煙者や以前歯周病になったことがある方、糖尿病の方が特にかかりやすい病気です。
もしインプラント周囲炎が進行してしまうと、インプラント周囲の顎の骨が吸収され、最悪の場合はインプラントを抜かなければならない可能性もあります。
インプラントの疑問にお答えします
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- 「インプラント」とはどんなものですか?
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インプラントとは、体内に埋め込むタイプの医療機器や材料の総称です。歯を失った場合に顎の骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つで、正確には「歯科インプラント(デンタルインプラント)」と呼称されています。
1965年に歯科先進国であるスウェーデンで発明され、50年以上にわたって歯周病専門医をはじめとする専門性の高い医療機関で採り入れられ、その有用性や安全性が証明されています。
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- インプラントはどんな材料で作られていますか?
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インプラントには「チタン」または「ジルコニア」が使用されています。どちらも生体親和性が非常に高く、骨と直接結合できる性質があります。日本国内ではチタンを使用したインプラントが主に流通しており、当院でもチタンインプラントを採用しています。
ジルコニアインプラントは、新しい素材のため国内ではまだ流通していません。しかし歯科先進国のアメリカでは、インプラント周囲炎を予防できる可能性がある素材であることから、学会などで盛んに議論されている素材です。インプラント周囲炎を予防できる可能性があるという観点から、当院でも将来的にジルコニアインプラントを導入する予定です。
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- インプラント治療に痛みはありませんか?
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インプラント治療は外科治療なので、必ず局所麻酔を行ってから治療を行います。そのため治療中に痛みを感じることはありませんが、術後に痛みが出ることがあるため必ず鎮痛薬をお渡ししています。当院のケースでは、術後に1~2錠ほど痛み止めを服用していただいているものの、翌朝は飲むほどではなかったとおっしゃる患者様が多いです。
また、インプラント治療を受けられた患者様にアンケートを行ったアメリカ歯周病学会の調査では、インプラント治療は歯周外科治療や親知らずの抜歯と比較して「痛みや術後の不快感が少ない治療である」とも報告されています。
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- インプラント治療後に腫れはありますか?
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インプラントを埋入する本数や併用して行う手術にもよりますが、親知らずの抜歯などと比較するとインプラント治療は腫れが起きにくい治療です。また、腫れた場合も程度の差はあれど1週間ほどで腫れは引いていきます。
手術する部位によっては、内出血で顎など顔の一部が紫色になることがあります。内出血で溜まった血液が重力で降りてきて紫色に見えることが原因ですが、血液の塊が筋肉の動きを阻害してお口が開けにくくなる程度で、それ以外は特に問題はありません。こちらも1週間ほどで改善していきます。
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- 骨が薄くてもインプラント治療は可能ですか?
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骨が薄くてもインプラント治療ができる可能はあります。
「骨が薄い」というのは「高さがない場合」と「幅がない場合」そして「高さと幅の両方がない」のいずれかです。幅は骨造成手術を行うことで改善できます。高さについては限度があるもののある程度は改善できますし、インプラントの長さも豊富にありますので、そこから適正な長さのものを選択していくことで治療が可能です。
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- 「インプラント治療は良くない治療」と聞いたことがありますが本当ですか?
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インプラント治療はブリッジと比較して成績の良い治療法です。2007年にSalinasらが行ったブリッジとインプラントの5年後の成功率を比較した研究では、ブリッジが84.0%、インプラントが95.1%とインプラント治療の成功率の高さが示されました。
インプラント治療は、もともとアメリカで歯周病専門医が行ってきた専門的な技術が必要な治療です。しかし、術前のCT撮影によるしっかりした画像診断や専門的な知識・技術が不足した状態でインプラント治療を行うと術後の重篤な合併症が発生する危険性があります。
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- インプラントは費用がかかるので治療をためらっています。
何か良い方法はありませんか? -
当院ではアプラス(新生銀行グループ)と提携しているので、デンタルローンがご利用頂けます。確かにインプラント治療は費用がかかりますが、デンタルローンをご利用頂くことで患者様のご都合に合ったローンを組むことができます。
また当院のデンタルローンでは、5年間のインプラント治療保証(条件として年に3回以上、メインテナンスを受ける必要があります)や、万が一インプラント治療に問題が発生したとしても元本以上の保証が受けられるなど、メリットが多くあります。詳細はお問い合わせください。
- インプラントは費用がかかるので治療をためらっています。
当院のインプラント症例
症例の詳細
治療名称 | 多数歯欠損に対しインプラントとセラミックを応用した治療を行なった1症例 |
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費用 | およそ200万円 |
治療期間 | 1年 |
患者様の主訴 | 入れ歯が噛みにくいので噛みやすいような歯にしていきたい |
治療を行う絵での注意点 | インプラント治療は天然の歯と同様、インプラント周囲炎という細菌感染症になるリスクがあります。またセラミックを使った治療は金属を使った治療と比べて汚れがつきにくく、虫歯などになりにくくはなっていますが、今回のケースのように長いブリッジの場合は汚れが停滞しやすいエリアがあり、そこから新たな虫歯が発生するリスクもあります。これらを予防していくためにホームケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが必須です。 |
治療方法 | この方は以前他院にて治療を行い、その時に入れ歯を装着しましたが使いにくく、食事がしにくいという状況でした。また虫歯になっている歯も多数あり、軽度の歯周病にもなっていたため改めて全顎的な治療を行うこととなり、欠損した部分に対してはインプラントを使って噛み合わせを作っていきました。審美性を非常に重要視される方でしたので、上顎はセラミックを使ったブリッジも装着しています。 |
インプラント治療について
歯周病専門医が在籍する
永山の歯医者 「福嶋歯科医院」