フロスをするか死か

数年前にアメリカで歯周病にまつわる衝撃的なポスターが作成されました。

『フロスをするか死ぬか』と題されたこのポスターは波紋を呼ぶとともに歯周病と全身疾患との影響を大きく知らせるものとなりました。

floss-or-die

そこで今回はこのポスターに書かれている内容をかいつまんでご紹介していきます。

 

お口の清掃不良によって起きる体への影響

口腔内を不潔なままにしておくことは口臭を引き起こすだけでなく、心臓疾患や糖尿病などを引き起こします

しかし、研究によると毎日フロスを行なっているアメリカ人は半分以下で、34%は歯科医院に1年間通っていません。

 

アメリカ人の糖尿病患者のうち95%の成人が歯周病になっています。このうち、1/3の人は歯が抜けてしまうほど進んでいます。

さらに歯周病菌は血流に乗っかって全身へとめぐり、血管の炎症や血栓を引き起こす原因となります。

事実、歯周病に罹患している男性は健康な方と比べて7倍『ED(勃起不全)』になっています

 

喫煙をすると歯周病になる確率が上昇する

歯肉に重度な病気を持っている方の約半数は『喫煙』が原因で起きています。

さらに健康な方と比べると約3倍なりやすいです。

 

歯周病で低体重児になるリスクが上昇する

口腔内の衛生環境が悪い母親から生まれた子供が未熟児として生まれたり、低体重児として生まれる確率は7倍になります

>>歯周病と早産・低体重児出産の関係

『忘れないでください、もしあなたが自分の歯の健康を無視すれば彼らはどこかへ行ってしまいますよ!(そして早死にしてしまうでしょう)

 

というふうに医療先進国であるアメリカでも歯周病は生活習慣病として大きな問題となっています。

さらにアメリカの医療費は単純に日本の10倍かかりますので、所得層によっては病院にいくことができないことも背景にあるようです。

 

そういった意味でも日本の保険制度はかなり恵まれている制度ですので、みなさんこのありがたさを忘れずにしっかりとご自分の病気に向き合いましょう。

当院は東京都多摩市の馬引沢にありますので、稲城市や川崎市など近隣にお住いの方々や京王線「永山駅」周囲にお住いの方々を中心として歯周病の治療と予防に力を入れています。

>>歯周病と関連する全身の病気

本記事に関するパンフレットはこちらをクリックして下さい。

>>エッセンシャル(Floss or Die)

歯周病なら多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」

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