歯周病も虫歯もプラークと呼ばれる細菌の塊を常に取り除くことで予防することができます。
小田急線永山駅から徒歩8分にある歯医者「福嶋歯科医院」では、理想的な歯ブラシの形として次の4つの条件を満たすものを推奨しています。
毛足の長さは1㎝くらい
まず理想的な歯ブラシの条件として、毛足の長さが1センチくらいのものを選ぶと良いです。
毛足が長すぎると磨くにくいですし、短すぎると毛にコシが出すぎて狭いところに入りにくくなってしまいます。
私の経験では大体1センチくらいが扱いやすいです。
毛の硬さは「ふつう」
これも先ほどの毛足の長さ同様、歯と歯の間の狭いエリアに届かせるために必要な条件です。
特にプラークは歯と歯の間のような狭い部分に取り残しが出やすく、そこから発症します。
「硬い毛」を選んでしまうと狭い部分に入り込まずに手前で毛先がストップしてしまいますし、「やわらかい毛」は逆にコシが無さすぎて歯と歯の間に入っていきません。
毛先は凹凸のあるタイプが理想的
毛先の形状も非常に重要で、歯と歯の間や歯周ポケットに毛先を届かせるには、毛先の長さにばらつきがあるタイプの方がおすすめです。
上の写真のように、毛がまっすぐですとどうしても歯の出っ張ってる部分ばかり磨けて、歯のくぼんだ部分は磨けないという状況が生まれてしまいます。
下の図のように長さの違う毛が植立されているタイプのものを選ぶようにしましょう。
ヘッドの大きさはなるべく小さい方が小回りがきく
これに関しては、患者様それぞれに好みやおすすめする大きさがあるので断定的なことは言えませんが、多摩市 馬引沢周辺の患者様に関していうと、歯と歯の間が磨けていない方が非常に多いため、小回りがきく小さめのタイプを選ぶことをオススメしています。
逆に大きめのヘッドはどういう方におすすめかというと、「歯ブラシの扱いが下手な方」や「せっかちな方」です。
私のお気に入りにライオンの「ゲンキf」というシリーズがあり、これは通常の歯ブラシの約2倍の大きさながあります。
歯ブラシの技術をすでにマスターしている方が使っても効率よく汚れが落とせますし、歯ブラシが苦手な方でも幅広い毛がカバーしてくれます。
上記の4つの条件を具備している歯ブラシであれば、市販品のものでもかなり良いものを見つけることができます。
ただ1つ気をつけていただきたいのは、動物の毛を使った歯ブラシは雑菌が繁殖しやすいので選ばないようにしましょう。
歯ブラシの選択基準やひとりひとりの個性にあった歯ブラシや清掃器具についてに詳しい情報が知りたい方は、京王線・小田急線「永山駅」から徒歩8分にあります福嶋歯科医院までお越しください。
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