歯周病の治療には4段階あって、特に1段階目の「プラークコントロール」が非常に重要だというお話をしました。
歯周病治療の治療の流れ
そこで今回は『プラークそのもの』についてご説明していきます。
細菌の塊『プラーク』
プラークは正確には「デンタルプラーク」と呼びます。
本来、口腔内の存在しているほとんどの細菌は歯に付着することができません。
そしてバクテリアの性質上、付着して落ち着かないと増殖することが出来ません!
しかし、中には歯の表面に付着できる能力を持った特別なバイ菌がいます。
これらの細菌自体は病原性はありませんが、最近にこの細菌にさらにひっつく事のできる病原性のある菌がいます。
こうして、菌が層状に重なり合って出来上がるのが、「デンタルプラーク」です。
プラークはキッチンのヌメリより汚い!?
プラーク中には、数百種類の細菌が存在しています。
特にお口の中には酸素の濃度が薄い部分が多く存在するので、「嫌気性菌」といって体にとって害のある物質を産生する種類のバクテリアが増えやすくなります。
こういった意味でお台所のぬめりの中に潜んでいる細菌よりも、病原性が高いと言えます。
歯周病の原因となる菌の多くは嫌気性菌です。
多摩市永山の歯周病専門の歯医者さんである「福嶋歯科医院」では、こうした歯周病の原因となっているプラークを徹底的になくすことから治療を始めさせていただいております。
物理的に擦らないと取れないプラーク
プラークは「バイオフィルム」といって水に溶けない糖で出来ています。
このバイオフィルムのせいで、体の中の免疫も届きませんし、お薬を飲んでも効果がありません。
うがい薬の中にはバイオフィルムを溶かす作用のあるものがありますが、歯周ポケットのような狭くて深い部分には届かないことが研究から分かっています。
そのため、バイ菌の塊であるバイオフィルムは歯ブラシなどの清掃器具で物理的に除去するのが一番効果的です。
当院では歯周病専門医監修のもと、患者さん一人一人の歯ブラシの癖を見つけ、個人個人にあった歯ブラシの方法をご提案しています。
京王永山駅から徒歩8分の場所に当院はございますので、現在歯周病の方も、これから歯周病を予防していきたい方もお気軽にご相談ください。
歯周病なら多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」
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